渋滞のイライラ解消に!「水平思考ゲーム」
こんばんは!一滴です。
せっかくの旅行やドライブの途中、渋滞に巻き込まれてイライラした経験はありませんか?今回は、そんなイライラを解消するコミュニケーションゲーム「水平思考パズルゲーム」を紹介します。
もくじ(CONTENTS)
水平思考パズルゲームとは?
- ひとことで言うと「なぞなぞ?」ゲームです。
- 出題者は、問題文を声に出して読み上げます。
- 回答者は、それを聞き、事件の真相について推理します。
- 回答者は、事件の真相を暴くため、出題者に質問ができます。
- 出題者は、質問に対して、「はい」「いいえ」「どちらでもない」の3つのみで答えて下さい。
- 回答者の質問は何回でもOKです。
問題例:「2人の見張り」
【問題】
兵舎の前に、2人の見張りが立っていた。1人は北を向き、北からやってくるものがいないか見張っており、もう一人は南を向き、南からやってくるものがいないか見張っていた。
突然、片方の見張りがもう一方に、「どうして笑っているんだ?」と尋ねた。
なぜ彼は、同僚が笑っているとわかったのだろう?
【質問の例】
Q:2人の見張りは、お互い反対の方を向いていた?
A:はいQ:鏡やレンズ、カメラ等は関係がある?
A:いいえQ:笑った見張りは、笑い声を上げた?
A:いいえQ:どちらも相手の顔が見えていた?
A:はい【こたえ】
見張り達はお互い逆方向をみていたが、背中合わせではなかった。
「ポール・スローンのウミガメのスープ」より
彼らは向き合って見張りをしていたのである。
水平思考ゲームと呼ばれる所以
水平思考ゲームは、水平思考クイズと呼ばれることもありますが、厳密に言えばクイズではありません。知識を問うものではないからです。また本格推理ゲームとも少し違います。論理的思考だけでは、答えにたどりつけません。論理的な枠組みを外し、自由な発想で答えを推理してください。いわゆる創造的思考(ラテラルシンキング・水平思考)を使って真相に迫ることから、「水平思考ゲーム(Lateral Thinking Puzzles)」と呼ばれています。
<参考>論理的思考と創造的思考
出題者の役割は「皆を楽しませること」
水平思考ゲームに「勝ち・負け」はありません。みんなで、ワイワイ楽しむことが一番の目的です。もし、みんなが、質問に詰まったり、なかなか正解にたどり着けない時は、出題者はヒントを出してあげましょう!
水平思考ゲームの問題はどこで手に入れるの?
水平思考ゲームの問題は、書籍やWEBサイト、スマホのアプリ等で、簡単に手に入れられます。ご参考までにいくつか紹介しておきます。
水平思考ゲームの本
上記、ポール・スローン氏の「ウミガメのスープ」が、水平思考ゲームの火付け役になったと言われています。スローン氏の水平思考推理ゲームは、同書の他に、「腕を送る男」「札束を焼く強盗」「借金を踏み倒せ」の4冊が、日本でも販売されています。
水平思考ゲームのWEBサイト
水平思考ゲームの問題を多数掲載しているサイトです。読者創作の新しい問題もどんどん追加されています。一人でも遊べるようになっていますので、まずはこのサイトを覗いてみましょう。
水平思考ゲームのスマホアプリ
・水平思考ゲーム【新説・ウミガメのスープ】推理・謎解きパーティゲーム
スマホアプリ版の水平思考は、画面に表示された問題を読み上げるだけで、誰でも出題者になれるので便利です。
まとめ
水平思考パズルゲームは、カードやボード等の道具は一切使わずにできます。車の中でも楽しくプレイできます。渋滞が長引き、雰囲気が沈滞しそうな時は、是非みんなで遊んでみて下さい。楽しくなること間違いなしです。
<あわせてよみたい>
当サイトでは、様々なパーティゲーム、コミュニケーションゲームを紹介しています。是非、そちらの記事も御覧ください。