Audibleで蘇る「星新一」ショートショートの世界

最近、布団の中でオーディブルを聞きながら眠るのが、ルーティンとなっている。中でも、最近オーディブルに追加された星新一氏のショートショートが面白いので紹介したい。

星新一作品との出会い

私がはじめて、文庫本デビューしたのは、中学生の頃、今から45年程前のことになる。学校の近くの本屋さんで、星新一の作品を手にしたのが、きっかけだった。それまでも本は好きだったものの、どちらかと言えば図鑑派で、特に小説というジャンルにはあまり興味を示さなった。

しかし、星新一氏のショートショート作品との出会いによって小説や物語にも興味を持つようになった。同氏の作品は、短編作品が中心で、小説初心者の私にもとっつきやすかったし、なにより物語のプロットが面白かった。

数ページから数十ページという短い構成の中に、きちんと起承転結が存在するし、なにより物語のオチが秀逸だった。オチを予想しながら読み進めるのも星新一作品の楽しみ方のひとつではないだろうか?

以降、すっかりファンになり、1カ月に1~2冊ずつ、同氏の文庫本を買いそろえていった記憶がある。

星新一、往年の作品がオーディブルで登場!

そんな懐かしい星新一の作品が、最近オーディブルでオーディオブック化されていた。試しに聴いてみたのだが、これが実に良い感じに仕上がっている。

プロのナレーターが読み上げてくれるので、とても聞きやすいし、しかもショートショートなので、1話10分ぐらいで楽しめる作品も多い。

作品自体も、今改めて読み直しても、古臭さは感じず、新鮮な印象を与えてくれる。動画もショートが全盛なだけに、小説もサクッと短時間で楽しめるショートショートがマッチしているのかもしれない。

そんな訳で、寝る前やすき間時間に星新一を楽しんでいる。この記事を読んで、気になった方は、是非一度、試しに聴いてみるのが良いだろう…

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