失敗しない電子ノートの選び方/シャープ・富士通・ソニー・キングジム
電子ノートって何?
どれを選べばいいの?
電子ノートの導入を検討してるけど…
正直どれを選べばよいかわからない…
そこで今回は、ガジェット好きの私が、「失敗しない電子ノートの選び方」についてお話します。
もくじ(CONTENTS)
電子ノートの種類
「電子ノート」は、まだまだ普及率が低く、スマホの様に商品イメージが定着している訳でもありません。そのため、現段階では、特長も価格帯も違う様々な商品があります。大きく分けると…
- E-inkを採用したもの
- 感圧式LCDを採用したもの
- ストーンペーパーを採用したもの
- 磁性シートを採用したもの
細かく挙げていくともう少し種類があります。またスタイラスペンとノートアプリを使うことによって、iPad等のタブレットPCを電子ノートとして使うこともできます。
ただし全部紹介すると細かくなりすぎるので、今回は、1⃣と2⃣の商品を取り上げて紹介します。
失敗しない電子ノートの選び方
まず、皆さんにお伝えしたいのが、電子ノートは、スマホやタブレットPCとは違うということです。
ですから、幅広く色々なことができると期待してはいけません。
電子ノートとしても使えて、ネットもゲームも楽しみたいのなら、素直にiPad等のタブレットPCを購入しましょう。
電子ノートはまだまだ発展途上
電子ノートは、用途特化型のアイテムです。
そのため自分のニーズに合わない商品を選ぶと失敗します。
またスマホやパソコンの様に成熟したアイテムでもありません。
正直なところ、まだまだ粗削りな部分もあります。
紙のノートよりも、便利な部分もありますが、完全に超えた訳ではありません。
ですから、一般の方はもう少し様子を見てもよいでしょう。
今、電子ノートをオススメしたい人は…
- デジタルガジェットファン
- 作業効率を上げたい方
- 創造力を高めたい方
目的・用途をしっかりと決める
①~③どれかに当てはまるなら、購入を検討してもよいでしょう。なるべく細かく用途をしぼり、目的を明確にすることが、電子ノート選びのポイントになります。
用途1:メモとして使う
伝言メモや備忘録メモとして使うなら、ブギーボード等、安価な感圧式LCDタイプのもので十分です。ただし「部分消しができない」(一部高価なモデルは部分消しも出来る)「メモの保存ができない」という欠点もあります。感圧式LCDタイプものは、安いものなら2,000円前後で買えるので、1枚持っておいて損はないでしょう。
用途2:手帳として使う
手帳やスケジュール帳として使うのなら、内部メモリー搭載のモデルがよいでしょう。
手帳タイプの電子ノートと言えばシャープのものが有名ですが、最近キングジム社も、ワコム製デジタイザ・ペンを採用し、4096段階の筆圧対応の「フリーノ」を発表(発売は2020年4月予定)しました。
・シャープ 電子ノート WG-PN1
・キングジム「フリーノ」
用途3:ノートとして使う
ノートの代わりとして使うのなら、ソニー・富士通のA4・A5サイズ電子ペーパーが良いでしょう。ちなみに私が使っているのは、富士通の電子ノート「クアデルノ」A5サイズです。約1万ページ分の容量を保管ができるので、複数のノートをこれ1冊に集約できます。電子ペーパーディスプレイなので、目にやさしいのもありがたいところです。
もちろん、手帳・スケジュール帳等のリフィルも入っています。私は「クアデルノ」の中に、「アイデアノート」「スケジュール帳」等、既に10冊以上のノートを入れています。
書き味も重要なポイント
電子ノートは、それぞれの製品ごとに、書き味が異なります。
そのため、出来ることなら事前に実物を試してみるのがベターです。
ヒトそれぞれ好みがあるので、一概にどれが良いとはいえません。
電子ノートで作業効率・創造力UP
私の場合、これまでは、スケジュール帳・打ち合わせ帳・アイデア帳…等、複数のノートを使い分けていたのが、電子ノートのおかげで、一冊に集約できました。いちいちノートを探す手間が省け作業効率がぐんと上がりました。
また、ページも後から追加できるので、紙のノートの様に書くスペースがなくなることもありません。
一冊に様々なジャンルのネタが集まるので、そこから新しいアイデアが生まれたりもしました。
電子ノートのおかげで、作業効率は勿論、創造力までUPしたと実感しています。
まとめ
- 電子ノートはまだまだ発展途上のアイテム
- なんでもできるアイテムがよいのならiPad
- 伝言メモ中心の使い方なら感圧式LCDタイプで十分
- 手帳・ノートとしてならストレージ搭載のものを
- 電子ペーパーディスプレイは目にやさしい
- 作業効率と創造力のUPが計れる
【あわせて読みたい】
富士通クアデルノを1年半使ってみて感じたことを、レビュー記事にしました。是非こちらの記事も御覧ください。
富士通・電子ペーパー「クアデルノ」を1年半使い倒した感想・レビュー