BGAに登場「ダイナソー・ティーパーティ」日本語ルール
今回はボードゲームアリーナに新しく登場した「ダイナソー・ティーパーティ」(Dinosaur Tea Party)のルールを紹介します。質問と推理のパーティゲームですが、BGAでは上手にシステムアレンジされていますので、言語依存もなく誰でも簡単に楽しむことができます。
もくじ(CONTENTS)
ゲームの概要
今大人気のディノトン修道院主催茶話会の招待状が来ました。
これであなたたちは、ドレスアップしてお茶を飲んでおしゃべりする準備ができました。しかし問題は、誰の名前も思い出せないこと。あの派手なブローチをしているのは誰ですか?
ダイナソー・ティーパーティは短時間遊べる楽しい推理ゲームです。
- デザイナー:Rob Daviau, Justin D. Jacobson
- イラストレーター:Matijos Gebreselassie, Jason Taylor
- メーカー:Restoration Games
- プレイ人数:3~5人
- プレイ時間:約15分
- ルールの難度:1/5(易しい)
- 戦略要素:1/5
- 運要素:2/5
ゲームのコンポーネント
恐竜タイル…20枚
恐竜カード…20枚
癖トークン…3個
角砂糖…14個
特徴トークン…75枚(15種類×5人分)
リファレンスカード…5枚
ゲームの遊び方とルール
ゲームの目的・勝利条件
最初に3匹の恐竜の名前を当てた(3ポイント先取した)プレイヤーが勝利します。
ゲームの準備
1.恐竜タイルを表にしてテーブルに並べます。
2.各プレイヤーに特徴トークンのセットを渡します。 角砂糖(1個1ポイント)はテーブルの隅に置いておきます。
3.恐竜カードをシャッフルし、3枚表にし、その恐竜のタイルにランダムに癖カードを配置し、3つの異なる恐竜に癖があるようにします。そしてもう一度、恐竜カードを再シャッフルします。
4.各プレイヤーに恐竜カードを1枚裏向きにして配ります。 これはあなたの恐竜カードです。(自分だけが内容を確認し、他のプレイヤーには見せないでください)。残りの恐竜カードを裏向きにテーブルの横に置きます。
5.最年少のプレイヤーから開始します。
(備考)BGAで遊ぶ場合は、コンピューターが自動的にセッティングしてくれます。
恐竜の特徴
パーティーに参加している全ての恐竜(20頭)には、タイル下部とカードに特定の特徴が示されています。
その特徴とは、
- どの部屋にいるか?(緑の部屋or紫の部屋orオレンジの部屋)
- 肌の特徴は?(縞模様or斑点模様orこれらどちらでもない)
- 何をしている?(食べているor飲んでいるorこれらどちらでもない)
- 何を身に付けている?(メガネor花orハットor宝石)
- ペットを連れているかいなか?
- スパイクか尻尾か歯を見せている?
恐竜の癖
一部の恐竜には、誤った答えを出す可能性のある癖があります!
癖のある恐竜は、その特徴について尋ねられた時、その癖に従った回答を行います。(2名前の宣言時には、癖は適用されません。)
<癖の種類(3つ)>
- その1…必ず嘘をつく
- その2…必ず「いいえ」と答える
- その3…交互に答える(はい→いいえ→はい、いいえ→はい→いいえ)
プレイの手順
各プレイヤーは自分の手番になったら、以下のふたつの行動の内、ひとつを選択して行います。
1:特徴について質問する
任意のプレイヤーひとりを指名し、そのプレイヤーが持つ恐竜カードの特徴についてひとつ質問する
2:名前を宣言する
任意のプレイヤーひとりを指名し、そのプレイヤーが持つ恐竜カードの名前を宣言する。
<1を選択した場合>
指名されたプレイヤーは、受けた質問に対して「はい」又は「いいえ」で回答します。
回答が「はい」だった場合、手番プレイヤーは続けてもう一度、1の行動を行うことができます。(質問する相手を変更してもよい)
回答が「いいえ」だった場合、手番プレイヤーのターンは直ちに終了し、次のプレイヤーの手番に移ります。
<2を選択した場合>
指名されたプレイヤーは、受けた宣言(恐竜カードの名前)が正しい場合、「はい」と回答します。そして、宣言が正しかった事を証明するため、恐竜カードを表にして全プレイヤーに見せた後、場にある同じ恐竜タイルを裏返しにします。
その後、新しい恐竜カードを一枚引き、自分だけが確認した後、裏向けに伏せておきます。
手番プレイヤーは、見事名前を当てることができたので、直ちに1ポイント獲得します。
指名されたプレイヤーは、受けた宣言(恐竜カードの名前)が正しくない場合「いいえ」と回答します。
手番プレイヤーのターンは直ちに終了し、次のプレイヤーの手番に移ります。
ゲームの終了条件
3匹の恐竜カードの名前を当てた(3ポイント先取した)プレイヤーが出た時点でゲームは直ちに終了し、勝者となります。
感想とまとめ
勝利のためには、他プレイヤーの推理を上手く利用するのがポイントだと感じました。
短時間でサクッと楽しめる推理ゲームです。
皆さんもBGAで遊んでみて下さい。
【参考】
ボードゲームアリーナ「ダイナソー・ティーパーティ」のページ
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