お正月に子供と遊びたいボードゲーム3選
もくじ(CONTENTS)
滅びゆくお正月の伝統遊び
正月の伝統遊びと言えば、凧揚げ、コマ回し、羽根つき、福笑い、双六…等がある。しかし最近は、正月にこれらを楽しむ人々をあまり見かけない。時代の流れと言えばしかたがないが、個人的には残念な気持ちになる。
正月もテレビゲームとスマホゲーム
せっかくの正月、親戚が集まったにも関わらず、それぞれがスマホの画面と睨めっこでは、あまりにも淋しい。
だから、甥っ子・姪っ子と会話を楽しむために、ボードゲームを用意している。中高生の話題にはついていけない私も、ボードゲームを介することによって、会話を弾ませることができるからだ。
私が正月にお勧めしたいボードゲーム3選
そんな訳で、今回はお正月に子供達と遊ぶのにお勧めのボードゲームを3つ紹介したい。私が実際に遊んだことのあるボードゲームの中から、以下の点を考慮して選出した。
- ゲームのルールが簡単
- 1ゲーム所要時間が30分程度
- 今でも容易に入手できる
1.「ブロックス」(マテル社)
どこにブロックを置けば、相手は嫌がるのか?
トップで紹介するのは「ブロックス」
ルールは「角と角を繋げてブロックを置いていき、最後に沢山置いた人が勝ち」たったこれだけ。しかし「どの方面にブロックを伸ばすべきか?」「誰を邪魔するのがベストか?」等、以外と悩ましい部分もあり、楽しい。
カラフルなタイルが盤面を埋める様も美しく、人を選ばす、万人が楽しめる傑作だ!
ボードゲーマーでこのゲームを知らない人はいないと思うが、もしまだ持ってないのなら、買っておきましょう。ホームパーティ等、いろいろなシーンで活躍してくれるからだ。
2.ゲシェンク(アミーゴ)
支払うか引き取るか…それが問題だ!
「金を払っても、そんなものはいらない!」皆さんもそんな迷惑なプレゼントを貰ったことはないですか?
「ゲシェンク」とはドイツ語でプレゼント。手番に出来ることは、2つだけ…「場のカードを引き取るか」「チップを払って引き取らないか」。ただそれだけだが、とにかく悩ましい…
「旅行のお供におひとついかがでしょう?」いらないなんて言わせませんよ!
3.ワードバスケット(メビウスゲーム)
しりとりゲームだけど…甘くはないよ
「箱の札で始まって手札で終わる単語」でつなげる「しりとりゲーム」。
ただし、言葉の末尾にしばりがあるため、普通のしりとりと比べると難しい。しかも順番性ではなく早いモノ勝ち。
だからこそ頭をフル回転させて、熱く盛り上がれるのが、このゲームいいところだ。
ただし、強い・弱いがはっきりと出るのも事実。そんな時は、「子供は、2文字の言葉でOK。大人は3文字以上、ただしお父さんは強いから4文字以上ね!」ハンデキャップルールを採用すればOKだ!
番外.東海道( Funforge)
正月ぐらいは、ゆっくり物見遊山の旅を楽しもう!
最後に紹介する東海道は「ルール説明に時間がかかる」「プレイ時間も30分以上かかる」ので冒頭の選考基準から外れる。
しかしあえて紹介するのは、お正月にぴったりの双六ゲームだから。
京都を出発して江戸を目指すが、早くゴールについた者が勝ちではない。一番旅を満喫した者が勝利者となるところが、このゲームの面白いところだ。
風光明媚を楽しみ、神社仏閣を訪れ、お土産物を物色し、人との出逢いに胸ときめかせる…そんな旅の浪漫を味わおうではありませんか…
まとめ
今回は、ルールが優しく初心者でも楽しめるボードゲームを3つ紹介しました。
ドイツボードゲーム歴20年の私が、自信を持ってお勧めできる作品ばかりなので、是非、お正月に子供たちと一緒に遊んでみて下さいね!