東京で551蓬莱をインスパイアしたお店「東京豚饅」が大流行❢

先日「なにわの豚まんは日本一」という記事の中で、551蓬莱のことを取り上げたところ、東京に住む読者より、551蓬莱そっくりの味の「東京豚饅」というお店があると聞いたので、今回調べてみることにした。

東京なのに「肉饅」ではなく「豚饅」‼

現在、大阪に在住の筆者にとって「豚まん」は、大阪のソウルフードであると自負しているが、「肉まん」そのものは全国的な食べ物であることを自覚している。また東京や横浜にも「肉まん」で有名なお店が多数あることは知っている。

しかし東京なのに「肉まん」ではなく「豚まん」という名称を使っている「東京豚饅」というお店の存在は今回初めて知った。

しかも「551蓬莱」そっくりの味で流行っているというのだから興味深い。

「551蓬莱」の創業者の孫が立ち上げた「東京豚饅」

そんな訳で、早速ネットで「東京豚饅」を調べてみることに…。お店の公式サイトを覗いたところ…いきなり、「大阪のソウルフード豚饅」とのキャッチコピーが目に入ってきた。

大阪のソウルフード豚饅

以下、このような説明が…

大阪のソウルフード豚饅。子供の頃からおやつとして親しみつづけ、大阪人なら誰もが大阪のカルチャーとして認める豚饅。

私は全国的に知られる大阪土産の定番豚饅『551蓬莱』の創業者 羅 邦強の孫であり、幼少期から創業者と共に暮らし、「商売のいろは」や「食」について身近で学んできました。

東京でもその豚饅を手軽に楽しむカルチャーや、あの出来立ての味を気軽に味わってもらいたいと出店しました。職人の愛が詰まった手作りにこだわり、出来立てが命というポリシーを受け継ぎ、ネタ(皮)の発酵、カヤク(餡)の配合など、創業者である羅邦強が考案したレシピを再現した完全無添加の豚饅が、この『東京豚饅』です。

東京豚饅公式サイトより引用

「551蓬莱」のレシピを再現!

「551蓬莱」のレシピを再現したと書かれている以上、味の方も再現されているという。実際にネット上で両店の豚マンを食べ比べた人からも…

「美味しい!551蓬莱と同じ味…」

という声も上がっている。しかし一方で…

「少し皮の味が違う」

「東京豚饅の方が、胡椒が効いている」

…等と、551蓬莱との違いを指摘する声も上がっている。創業者のレシピを再現したとあることから、現在の551蓬莱の味とは少し異なるのかもしれない。

価格は「551蓬莱」よりも少し高め

最後に価格の比較であるが、こちらは豚まんが1個300円、焼売が6個入り680円、甘酢団子が8個入り580円と、551蓬莱(蓬莱は、豚まん230円、焼売6個480円、甘酢団子10個380円)と比べると少し高く設定されているが、東京という土地柄を考えると、十分リーズナブルな価格設定だと思う。

店舗は現在3店舗(恵比寿、新宿、自由が丘)

「東京豚饅」の店舗は現在(2024年5月)のところ、恵比寿、自由が丘、新宿の3店舗。中でも新宿店はJR新宿駅構内B1F(イートルミネ内)にこの4月にオープンしたばかりだ。

しかしながら、既に大人気で長い行列ができていることが多いという。

大阪名物、蓬莱の味が東京でも楽しめるとなれば、東京でも人気になるのも頷ける

まとめ「東京豚饅」と「551蓬莱」並べて食べ比べたい

今回は、「東京豚饅」を紹介しました。いかがだったでしょうか?

大阪のソウルフード551蓬莱の豚まんの味が、東京でも気軽に楽しめるのは嬉しいですね。私もいつか「東京豚饅」と「551蓬莱」の豚まんを目隠しして食べ比べてみたいと思っています。

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