「年越しそば改めうどん」にすべき3つの理由
もくじ(CONTENTS)
人生50年、ずっと大晦日は「年越しそば」
皆さんこんにちは! 大河一滴です。
本日は、2019年最後の日、大晦日でございます。
さて、大晦日と言えば「年越しそば」でございます。先ほど、嫁はんから「今晩は、年越しそばだから」と念を押されましたが、人生50年、大晦日に年越しそばを食べない年はございません。だから、言われなくても分かっております。
本当に「年越しそば」で良いのか?
これまで、何も考えず年越しそばの風習を受け入れてきた私だが、今年は、ある疑問がわいてきた。
「これからもずっと年越しそばで良いのか?」
年越しそばの由来は…
そんな訳で、年越しそばの由来について、調べてみた。
<年越しそばの由来>
Wikipediaその他から引用
・ 蕎麦は細く長いことから延命・長寿を願ったもの
・ 蕎麦が切れやすいことから、一年間の苦労や借金を切り捨て翌年に持ち越さないよう願った
・ 家族で蕎麦と共に食卓を囲むことで「来年もソバにいよう」という意味を込めた
その他、諸説由来はあったが、やはり一番は「細くて長いことから延命・長寿を願った」とするものが多い。ちなみにうちの「おかん」にも尋ねてみたが、同じ答えだった。
「年越しうどん」にすべき3つの理由
「細くて長い」というのが、既に現実離れした考えだと思う。「細い」より「太い」の方がよいに決まっている。だから私は「コシのある讃岐うどん」か「極太の伊勢うどん」にすべきと考えている。その理由は…
1.細く長くというのは既に幻想
細く長くという考えは、既に幻想である。高度経済成長時代は、市場のバイが拡大していたので、細い(弱い)者でも、おこぼれに預かることができた。しかし現在は、厳しい国際競争時代、弱いものは強いものに喰われて死ぬだけだ。バブル崩壊以降25年の歴史を振り返えれば明白である。今、生き残っている都市銀行は何行ありますか?
2.細い人生はリスクが大きい
終身雇用が暗黙の了解だった頃は、会社に滅私奉公するだけで、ある程度の幸福は約束されていた。しかし今はどうだろう。企業は既に終身雇用を放棄した。2020年代はバブル入社組の大リストラがあるとも言われている。会社にしがみつく1本足打法では、あまりにリスクが大きい。リスク分散のために、2本足・3本足になるべきである。
3.細い人間関係は役にたたない
人間関係においても、細い間柄では、いざと言う時、何の役にもたたない。私は、年賀状だけ25年間交換を続ける知人もいるが、そんな細い関係では、困った時に何かを頼む事はできない。少数でもよいから太い人間関係をつくるべきである。
まとめ:太くてコシのある「うどん」になろう!
「細く長く繁栄する・幸福でいる」ことが難しくなった今日、私たちがまずやるべきことは、マインドセットを変えること。「細く長く…」謙虚な姿勢は、日本人の美徳かもしれない。しかしそれが許されなくなった以上、太くしなやかでねばり強い「うどん」のような人生を目指すべきではないだろうか?
だから私は、「年越しそば」を改め「年越しうどん」にすべきと考えている…