ホワイトボードコミュニケーションゲーム「サザンクロス探検隊」(ジグソーメソッド)
みなさん、こんにちは!一滴です。
今回はホワイトボードを使ったコミュニケーションゲーム「サザンクロス探検隊」をご紹介します!
もくじ(CONTENTS)
ゲームの概要
- タイトル:「サザンクロス探検隊」宝物を探せ
- システム:ジグソーメソッドを使った協力型コミュニケーションゲーム
- 対象年齢:12歳以上(中学生以上)
- 参加人数:1グループ5人~7人(複数グループを同時実施可能)
- プレイ時間:約1時間30分
ゲームの目的と狙い
グループでゲームの課題に達成する過程で、以下のことに気づくコト
- 言語によるコミュニケーション(「伝える(話す)」「聴く」「質問する」)の方法及び難しさ、大切さ
- グループにおける自分や他メンバーの役割
- グループで課題を達成する上で協力することの大切さ
ゲームのストーリー&課題
私たちは、サザンクロス探検隊の隊員です。
ある日、私たちの仲間から「南の島で宝物を見つけたが、重くて運べないので、応援を頼む」という連絡が入りました。
さっそく、応援に向かおうとしたところ、連絡がとだえ、かれらがテンジン諸島にいるということしかわかりません。
いろいろと手をつくして、かれらの情報を集めたのですが、バラバラです。
そこで、みんなの情報を出しあって、仲間が探検したテンジン諸島の島々の位置と探検ルートを、一枚の地図に作り上げて下さい。
冊子「楽しくすすめるグループワーク‐個と集団の気づきをうながす」(神奈川県青少年指導者養成協議会より引用)
ゲーム上のルール
- 地図にできる情報は、すべて地図に書き、ルートも書き入れてください。
- 各自が持っている情報は、口頭で伝えて下さい。他の人の情報カードを見たり、他の人に見せたり、渡したりしないでください。
- 情報をそのまま、紙に書き写したり、一覧表にしてはいけません。
ワークの流れ(タイムスケジュール)
- 導入…8分
- 実習(ゲーム)…45分
- 正解発表…2分
- ふりかえり…25分
- まとめ…10分
導入からまとめまでおそよ90分かかります。
オンラインで遊ぶ場合は、もう少し実習(ゲーム)の時間を取った方がよいかもしれません。
ゲームシステムについて
本作品は、ひとりひとりが持つ情報を、互いに教え合いながらゴールを目指します。
情報が、少しずつ組み合わさって「宝の地図」が完成していく様がジグソーパズルと似ていることから「ジグソーゲーム」とも呼ばれています。
ジグソー法・ジグソーゲームに興味のある方はこちらの記事もご覧ください。
オンラインで遊ぶ時の留意点
本作品は、教室や研修会場等、一か所に集まって楽しむグループワーク(ゲーム)です。しかし、以下の工夫を行うことにより、Zoom等を使ったオンラインミーティングでも実施可能です。
工夫1:ブレイクアウトルーム使いグループ分けを行う
本プログラムは、何人でも実施可能ですが、実習(ゲーム)時は、1グループ5~7人までのチーム単位で行います。
そのため参加人数が多い場合は、ブレイクアウト機能等を使い、1チーム一部屋用意する様にします。
工夫2:ホワイトボードを共有する
各チーム単位で、オンラインホワイトボードを共有します。
参加者全員で共同編集しながら地図を完成させましょう。
Zoom、Microsoft Teams、Google Meet等のビデオ会議アプリの中には、オンラインホワイトボードを共有する機能が既に実装されています。
各ホワイトボードの使い方等について、詳しく知りたい方は以下の記事を御覧ください。
注意点:Zoomアプリは最新版を
Zoomで行う場合、アプリを最新のものにアップデートしておきましょう。
更新を怠ると一部の機能が自分だけ使えないということもあります。
インストラクターの皆様へ
「サザンクロス探検隊」を学校の課外授業や、職場の研修で採用したいという方(インストラクターの方)は、こちらのページを御覧ください。
情報カードやこたえ等、実施に必要な資料を御覧になることができます。
(参加者の皆様は、絶対に見ないでください。「こたえ」が分かってしまい面白くなくなりますよ…)
感想とまとめ
- 話合い・協力するゲームなので、アイスブレイクにもぴったり
- 「宝の地図」が少しずつ完成していくのがとっても楽しい。
- オンラインの場合は、開始前に電子ホワイトボードの使い方をレクチャーしておくのがベスト
皆さんも是非「サザンクロス探検隊」遊んでみてくださいね!
今回も最後まで御覧頂き、ありがとうございました💖